3月 072016
 

Varnish4.1.2がリリースされました。
バグフィックスが主ですが、一部新機能があります。

ダウンロードはこちら
changes

また2016-03-09 12:00 CET(日本時間 同日20時)からリポジトリの場所が変更になります。
これは去年アナウンスされていたVarnish Cache project autumn cleaningの一環になります。
また、まだドキュメント側は更新されていませんがバグ報告についてもgithubに移行するはずです。

機能追加/改善

REAL型同士で算術演算子を使えるようになりました
4.1.1まではREAL型同士は+以外は使えなかったのですが新たに-*/がサポートされるようになりました。(1.1 – 0.9とかが出来るように)

absoluteURIでhttpsからはじまる場合でもHostをパース出来るようになりました
言葉にするより表のほうがわかりやすいと思いましたので動作パタンを表にしました。

  http://example.com/foo https://example.com/foo
Version req.http.host req.url req.http.host req.url
~4.1.1 example.com /foo https://example.com/foo
4.1.2~(with feature +https_scheme) example.com /foo example.com /foo

PROXYプロトコルに4.1で対応したしといった感じかと思います。
なお、標準ではoffになっているのでfeature +https_schemeを指定する必要があります。

VMODでACLが扱えるようになりました
vmodtool.pyを改善して4.0/4.1でソースツリーを共有出来るようにしました
おもにVMOD作成者向け

vmodtool.pyを改善して1つのディレクトリから複数のvmodを作成コンパイル出来るようにしました
varnish-modulesというのが少し前に公開された(Varnish謹製のVMOD集)のですが、これのための対応といった感じです

バグ修正(一部抜粋)

Content-LengthがないHTTP/1.0かつPOST/PUTした場合すぐ400を返すように変更(#1843)
今まではchunkedとして扱ってしまって結果としてtimeoutを待ってましたが400をすぐ返すように変更しました。

フェッチ時(VFP_Push)にworkspaceがオーバーフローした場合panicしていたのをFetchErrorに変更しました(#1739)
panicするほどのエラーではないということで変更です。

hit-for-pass利用時にbodyが空っぽになるケースがあったのを修正(#1858)
本来不要なIMSの評価を行っていたため結果としてbodyが空っぽになるケースがあったのでhit-for-pass時のIMSの評価を辞めました。

ESI利用時にメモリリークするケースがあったのを修正(#1860)
これはAddressSanitizer(ASAN)で検出したのです。(他にも#1852を検出しています)
ASANについては以下を見てみると面白いと思います
CAN WE RUN C CODE AND BE SAFE?

ban-listを回収(ban-lurker)してる際にpanicするケースがあるのを修正しました(#1863/#1864)


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