現在Varnishは2.1.2までバージョンがあがっていますが2.0.xを使っている方も多いと思います
VCLの記法が変わったり同じパラメータで本番投入したら挙動が違うといったこともあるので注意が必要です
僕もまだ完全につかんでいませんがメモ程度に
vcl_fetchにおいてobj.*が使えなくなった
obj.*は使えなくなりましたberesp.*に置き換えればOKです
fetch;pass;などをreturnで囲まなくてはならなくなった
今まで補完してくれていたのでしょう
単にreturnで囲めばOKです
ex:pass; -> return(pass) ;
一部起動パラメータが使えなくなった
全部は把握してないのでそのうち調べて表にしますがたとえば
srcaddr_ttl
は使えなくなっています
最近ウノウラボさんが記事を出されていましたがあのパラメータだと起動しません
まとめました→Varnishのランタイムパラメータをまとめてみた(2.0.x-2.1.x間の比較)
メモリの使用の仕方がかなり変わった
僕はmallocで運用しているのですが今まで
-s malloc,2G
だとすると大体2Gぐらいしか使わなかったのですが
2.1.2は1.5~2倍ぐらい使います
おそらく調整する項目があるとは思うのですがまだつかみきれていません
それでヒット率が劇的に下がるということは今のところないので単に効率が悪くなったというわけではなさそうです
LAが高くなる
これはたぶん僕が適したパラメータを設定してないのだと思います
デフォルトパラメータで起動した場合キャッシュがあふれ出すあたりで約5倍というかLAが1前後で張り付きます
単純に5倍になったのかコアをひとつしか使ってないのかはちょっと調べてみようと思います
回避方法の記事です→Varnish2.1.2でLoadAverageが1ぐらいで張り付いてしまう問題の回避方法
これからいろいろ調べてみようかなと思っています
随時調べたらブログに上げようと思いますのでよろしくお願いします