5月 052017
4.1系の最新版の4.1.6がリリースされました。 [changelog] [公式のリリース文] [パッケージDL] [ソースDL]
今回の変更内容は基本的にバグフィックスと5.1.1/5.1.2で追加された一部機能の取り込みになります。
追加された機能
すべて5.1.1/5.1.2で追加された機能です。
vmod_stdにgetenv(STRING)の追加
varnishtestにsetenvの追加
vsl-queryでvxid指定が可能に
バグ修正
Ageレスポンスヘッダの数値が実経過時間より大きな数値になるケースがあったのを修正しました(#2216)
Ageレスポンスヘッダの小数点の丸めをsprintfの%.0fで行っていたため、実際の経過時間より大きな数値になることがあったんですが
切り捨て(floor)を行うようにした感じです。
std.querysortでワークスペースが足りない際にpanicしてたのを修正しました(#2233)
稀にVSLを利用するクライアントが初期化に失敗するケースがあるのを修正しました(#2241)
あくまでに初期化時(VSM_Init)のみなので稼働中のクライアントの場合には問題ありません。
自分もVSLを利用するクライアントを作ったり使ってますが遭遇したことがないのでかなり稀だと思います。
クライアントワークスペースの空き容量が少ない場合にチャンク転送を行った場合にpanicしていたのを修正しました(#2275)
動的バックエンドを利用している場合で稀に子プロセスが再起動するのを修正しました(#2295)